コンセンサス変更後のデリゲートへの投票方法
主要な情報
- メインネットのハードフォーク後、すべてのデリゲートへの投票がリセットされました。ネットワークのハードフォークから1週間が経過すると、新しいDPoSコンセンサスアルゴリズムが有効になります。
- 101名のアクティブなデリゲートに加え、2名のスタンバイデリゲートに2つの新しいフォージングスロットがランダムに割り当てられます。
- 最大で10人のデリゲートに投票することができます。あなたの総投票数は選択したデリゲートへ分配されます。(分配数は個別に調整できます)投票は10LSK単位である必要があります。
- デリゲートの重みには、少なくとも10%の自己投票が含まれていなければなりません。デリゲートの自己投票解除の待ち時間は30日です。
- LSK保有者が投票をすると、投票に使用したLSKがロックされます。投票者はいつでも投票を取り消すことができますが、トークンを受け取るには2000ブロック(約5時間40分)待たなければなりません。
- 不正行為で罰せられたデリゲートは90日間フォージングができなくなります。そのデリゲートの自己投票は90日間ロックされ、そのデリゲートのすべての投票は30日間ロックされます。
リソース
デリゲートのリストは、MoostyチームのLiskscan、Carbonara氏のLisk Observer、Lisk Voteで入手できます。
LiskMagazineとDakkによって開発された「This calculator」は、現在入手可能な情報であなたのリターンをシミュレートします。
こちらから、デリゲートの得票数を追跡することができます。
チュートリアル
必ずLisk Wallet v2.0.0を使用してください。
パスフレーズを使ってサインインした後、「Delegates」をクリックします。ウォレットにはDelegatesの概要とForgingの詳細が表示されます。
その下には、名前でフィルタリングして希望するデリゲートへ投票することができます。上記のリソースを使用してデリゲートを選びます。その後、「Add to vote」をクリックして、各デリゲートへ割り当てる投票数を入力してください。
デリゲートの選択が完了したら、ヘッダーの「Voting Queue」をクリックして、トランザクションをブロードキャストします。
マルチシグアカウント(セカンドパスフレーズを含む)をご利用の場合は、以下の手順をご確認ください。
- パスフレーズでログイン
- デリゲートへ投票
- 「Voting Queue」をクリック
- 「Continue」をクリックし、更に「Download」をクリックしJSONファイルをダウンロード
- サインアウト
- セカンドパスフレーズでログイン
- 左側のメニューの「sign multisignature」をクリックし、「read from JSON file」をクリック
- ダウンロードしたJSONをアップロード
- 「Review and sign」をクリックし、次のステップで「Sign」をクリック
- 「Send」をクリックし送信完了
用語解説
・アクティブデリゲート:特定のラウンドでブロックをフォージングし、ブロック報酬を受け取るために選択されたデリゲート
・投票の重み:投票によって与えられる支持の量。旧投票システムでは、あなたが投じた1票は、あなたのアカウント残高と同じ重みを持ちます。しかし、新提案では1票ごとに投票の重みを選ぶことができます。
・デリゲートの重み:選択メカニズムにおけるデリゲートの重み。重みが大きいデリゲートは、重みが小さいデリゲートよりもブロックをフォージングする可能性が高くなります。旧投票システムでは、デリゲートの重みは、そのデリゲートが獲得したすべての票の合計として計算されていました。
・スタンバイデリゲート:特定のラウンドでアクティブではないデリゲートのこと。旧投票システムでは、これらのデリゲートにはブロックをフォージングする権利がありませんでした。しかし新しいDPoSシステムでは、デリゲートの重みに比例してフォージングデリゲートにランダムに選ばれることになります。
Lisk Magazineはフォージングした報酬の60%を共有する新しいコンセンサスに参加しています。
私たちの活動を支援し、Lisk Magazineに投票してください。